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今回は、クレジットカードを利用する上での注意点を詳しく見ていきましょう。
カードを持つ上で一番大切な部分なので、ひとつひとつしっかり押さえていきましょう。
初めてクレジットカードを持つ時の注意点
初めてクレジットカードを持った人へ、特に注意してほしいのは以下の項目です。
POINT
・カードの裏面に記名をする
・カードの利用限度額を把握する
・引き落とし口座をこまめにチェックする
・一括払いに慣れる
順番に詳しく見ていきましょう。
(1) カードの裏面に記名をする
クレジットカードが手元に届いたら、まずは裏面の署名欄に自筆でサイン(記名)をしましょう。
この署名欄のサインが無いと、紛失時や盗難時、カード会社からの補償が受けられない可能性があります。
また、店頭でカード決済をした際、その場で書いた売り上げ控え用のサインと、カードの裏面のサインの筆跡とが合致しているかどうかの本人確認に使用される事もあります。
サインが無いと、信用のないカードとみなされ使用を断られることもあるので、カードには必ず自筆のサインをする様にしましょう。
(2) カードの利用限度額を把握する
カードには、毎月使用出来る金額の上限が設定されています。
カードを作ると、利用者の申込み後、支払可能能力が審査され、限度額が設定されます。
この利用限度額は、カードの利用明細書や、カード会社ホームページ内の会員ページなどで調べる事が出来るので、必ず確認して、毎月どの位の金額を利用出来るのか、しっかり把握しておきましょう。
(3) 引き落とし口座をこまめにチェックする
クレジットカードを利用すると、支払日に指定の銀行口座から引き落しされます。
その際に残高不足だと、支払い遅延のペナルティとして、一時的にクレジットカードの利用が出来なくなる場合があります。また、滞納期間に応じて遅延損害金が発生し、余分な支払いが増えてしまいます。
この様な残高不足を防ぐためにも、日頃からこまめに引き落とし口座を確認しましょう。
(4) 一括払いに慣れる
以前、支払い方法の種類を紹介した際にも触れましたが、
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基本的には一括払いで支払う習慣をつけましょう。
月々の出金状況が把握しやすく、手数料もかかりません。
使いすぎを防ぐためにも、一括払いで統一して、上手にやりくりをしましょう。
カード払いに慣れてきた時の注意点
カードの利用に慣れてきた頃、見落としがちな注意点は以下の項目です。
POINT
・暗証番号の管理を徹底する
・ネットショッピングのカード払いは慎重に
・たくさんカードを持ちすぎない
こちらも詳しく見ていきましょう。
(1) 暗証番号の管理を徹底する
クレジットカードを作る際、暗証番号を設定します。
暗証番号は、決済の時に店頭で入力したり、銀行での入出金の際に入力を求められる、大切な番号です。
絶対に第三者に知られてはいけない番号なので、自分の誕生日や電話番号など、相手に推測されやすい番号は避けましょう。
また、番号を忘れてしまった時の対策として、
カードの裏面などに暗証番号を記入するのは絶対にやめましょう。
長期間同じ暗証番号を使い続けていると、万が一情報が漏れてしまった時不正利用のリスクが上がってしまいます。
可能な限り、定期的な変更を心がけましょう。
(2) ネットショッピングのカード払いは慎重に
アプリやウェブサイト上で、ネットショッピングを利用する際、カード決済での情報の入力は慎重に行いましょう。
セキュリティの低いサイトだと、第三者にカード情報を抜き取られたり、会社側の管理が甘く、情報漏えいされてしまうリスクがあります。信頼があり、安全性の高いサイトでの買い物を心がける事が大切です。
(3) たくさんカードを持ちすぎない
最初のうちは、必要以上にクレジットカードを作るのはやめましょう。
何枚もカードを持つと、その分管理が大変になり、出金状況も把握し辛くなります。
複数枚持つにしても、カード会社1社につき1枚など、最小限に絞って持つようにしましょう。
まとめ
クレジットカードを安全に使うためには、注意点をきちんと把握し、リスクに備えて対策を練る事が大切です。
カードの利便性を上手に活用しながら、健全な利用を心がけましょう。